そけいヘルニア外来について

 


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ご挨拶

白浜はまゆう病院では2018年8月よりそけいヘルニアの専門外来診療を行なっております。

そけい部は脚の付け根を指します。ここに脂肪や腸の一部が皮膚の下に出てくる病気を
そけいヘルニアといいます。いわゆる脱腸です。

ヘルニアの根本的な治療は手術しかありません。
最近は患者さまの負担が少ない腹腔(ふくくう)鏡を使う方法も普及してきています。

当院では1泊2日での腹腔鏡下手術を第1選択としております
また、再発ヘルニアおよびその他の手術法についても適宜対応しています。

外来は月曜日と水曜日の午前に行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

そけい(鼠径)ヘルニアとは?

「そけい」とは、足のつけねの部分のことをいい、「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。「そけいヘルニア」とは、本来ならおなかの中にあるはずの脂肪や腸の一部が、そけい部から皮膚の下に出てきてしまう病気のことです。

一般の方には「脱腸(だっちょう)」と呼ばれています。

そけいヘルニアは子供の病気と思われがちですが、むしろ成人に多く手術以外の治療方法がありません。痛みも少なく短期入院で済む新しい手術方法が普及してきており、生活の質を考慮すれば、積極的に治療した方が良い病気です。


症状はどのようなもの?

はじめは、立った時やおなかに力を入れた時にそけい部の皮膚の下に柔らかいはれができてくるのですが、普通は指で押さえると引っ込みます。次第に小腸などの臓器が出てくるので腸が出入りする時に不快感や痛みを伴ってきます。

放置するとはれが急に硬くなったり、はれた部分が押さえても引っ込まなくなることがあり、おなかが痛くなったり吐いたりします。これをヘルニアのかんとん(嵌頓)といい、何もしなければ出た部分の腸が腐ってしまうので、緊急手術をしなければ命にかかわることになります。


原因は?

そけい部にはおなかと外をつなぐ筒状の管があり、これをそけい管といいますが、男性では睾丸へ行く血管や精管という精子を運ぶ管が、女性では子宮を支える靱帯(じんたい)が通っています。

年をとってきて周りの筋肉が衰えてくるとそけい管の入り口が緩んできます。お腹に力を入れた時などに筋肉が緩んで出来た入り口のすきまから腹膜というおなかを裏打ちしている膜が出てくるようになり、次第にそけい管に沿って袋状に伸びて脱出します。いったんできた袋はなくならず、おなかに力を入れると袋の中に腸など、お腹の中の組織が出てくるようになります。これを外そけいヘルニアといいます。また、周りの筋肉そのものが弱くなってしまい、鼠径管を直接押し上げるようにして腹膜が内側から袋状に伸びて脱出することもあります。これを内そけいヘルニアといいます。このように一言で「そけいヘルニア」といっても実は出てくる場所がいくつかあるということがわかっています。


治療は?

根本的な治療は手術以外ありません。手術で袋を切って、おなかの中のものが出てこないように入り口にメッシュというシートを張り付けて固定します。

手術の方法も様々なのですが、最近は腹腔鏡手術での治療件数も増えてきており、当院では基本的に腹腔鏡での修復を第一選択としております。

腹腔鏡での手術は傷も小さく、シートを内側から自然に張り付けることができるため、術後の痛みや神経痛の頻度が少ないと言われています。またおなかの内側から観察できるのでどこに穴が開いているのか誰がみてもわかります。また複数穴ができていたり、もう一方の鼠径部に穴が開いているかどうかも同時に見られますので見落としが少なく、またもう一方に穴があった場合でも同じ傷で同時に両側の手術が可能です。全身麻酔での手術となりますが、手術当日入院で翌日退院も可能な方法です。

その他、従来通りの手術法も状態に応じて適宜対応可能です。場所が場所だけに様子をみてしまいがちの病気ですが、気になる方は気軽に当院そけいヘルニア外来に相談してみてください。

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治療の流れ

そけいヘルニア?

当院そけいヘルニア外来受診
(月曜日・水曜日午前、基本的には電話予約、予約なしでの当日受診も可能)

問診・診察で手術の必要性と方法について相談

手術の方針となれば日程の調整

当日午前中入院、午後手術

退院 (腹腔鏡下手術の場合は翌日退院)

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